愛知県犬山市 古川様邸
過去の洗浄において最強の頑固な汚れと風化状況の大谷石外構に対する取り組みでした。
愛知県犬山市前田面に新築された古川様邸の大谷石洗浄を紹介します。
犬山市にあります田県(たがた)神社と言う古来からの由緒ある神社近くの高台に位置する田県つつじが丘団地に敷地を購入しマイホームを新築される、まだお若い世代の(古川様)からの依頼でした。 住宅建築途中に事前調査に伺いましたが、団地造成の際に区割りと土留めに大谷石が統一されて使われている古い団地でした。そのままの土留め状態のみで暮らされている住宅もあれば、その大谷石を基礎として直に各種様々なブロックを積んでいたり、直接フェンスを立て外構にされておられる住宅も多くあります。 この施工法は弊社が本ホームページでも警鐘をならしております最もしてはならない危険な施工方法です。 勿論、古川様にはセットバックしたブロック・フェンスの施工をお勧めしました。
施工前
特殊洗浄・特殊補修後
日本中のあちらこちらにはこの様な石組み土留めで造成された団地を未だ多く見かけますが、昭和の時代に大谷石を使用して区割りされた分譲地です。 50年は優に経過している外構です。 土留めに使用する大谷石ですから、一般に塀素材として使われる大谷石の質目とは相当に劣る粗目質の石が使われています。 みそ(石になれない土部分)も多くあります。土が落ちて凸凹状態の石肌です。 当初この石を綺麗にしたいと弊社ホームページを見て相談を受けた際にはお断りをさせてもらう事も考えました。価値感を見いだせなかったからです。 しかし施主様の気持ちを推察するに、きれいな住宅を新築して+お洒落な外構も併設したいのだろう・・と、古川様の立場に立って考えたところ、なんとか希望を叶えて見たい、という気持ちが強くなり施工に至りました。 おじい様や父親の代からの大谷石塀を維持させたいとかの希望ではなく、今回はお若くしてマイホームを建設される施主様の熱意を受け止め、春先の暖かくなる時期を待ち弊社独自工法であります、大谷石の特殊洗浄・特殊補修に挑みました。
それでは、施工前―>施工後の比較写真をご覧下さい。
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外れた大谷石笠置
日にちを置く毎に青みや白みが引き出され益々綺麗さが増して変化して行くと紹介してきましたが、半年が経過した晴れた日に再び訪れて見ました、 古い団地が黒ずんだ土台の大谷石イメージでますます暗く感じてしまうつつじが丘団地ですが、古川様邸だけが浮かび上がって見えてしまうような爽やかな印象の新築住宅になっていました。 弊社オリジナルの特殊洗浄と切り粉補修の結果をご確認ください。 各角度からの写真をアップで紹介します。
視察に伺った当時の写真です。過去に携わった何処の大谷石塀より、汚れと傷みが際立っています。
一時は洗浄の意義や綺麗にする意味があるのか?と正直考えてしまう様な造成土留の大谷石でした。 土留めとは屋敷内の盛り土を押さえる役目の事で、石組み天盤まで被さった土壌から染み込んだ汚れが表面に浮き出てくる事も重なり強烈な黒染みになります。また石表面の剥げ落ち(上記写真の白い部分)剥離破損の原因にもなります。「そとまわりドットJP」 弊社の洗浄技法が試されている様な物件だったと思います。 頑固な50数年のカビや染みを抜きだし、弱いカ所の切り粉補修も行い、専用強化剤も充分に染み込ませ、防水処置も済ませての半年ぶりの撮影でした。施工直後よりさらに綺麗に変化して行く過程を再認識しました。大谷石に新たな生命が誕生したように思います。 少しは古川様の期待に応えられたかと自負しております。またこのような洗浄にトライさせて下さいました古川様には感謝しております。
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当社の大谷石特殊洗浄は、自身の「大谷石販売施工代理店」として長年実務した経験と知識から試行錯誤して生み出したものです。現場状況によって洗浄方や補修方法も違ってきますので、各地域に代理を置く事は避けております。また薬剤のみを売りつける的な営業ではございませんので、業者様からの相談や依頼は受けかねますのでご遠慮下さい。
大谷石に愛着があり、また、大谷石の貴重さが分る方々へのご奉仕とさせていただきます。
エクステリア工房
春日井オフィス
愛知県春日井市大手町1丁目23番地
大谷石塀の特殊洗浄 そとまわりドットJP事業部
TEL 0568(93)6358
FAX 0568(93)6354
そとまわりドットJP
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